医療保険はムダ?

「入院の平均日数は約30日」をどう思う?

医療保険のパンフレットを見ると、その説明の中によく「入院の平均日数は約30日」というのがありますが、これは、厚生労働省の資料に基づいている数字のことですよ。

しかし、その資料の中には、4日以内に退院する人は33.3%、7日以内に退院する人は48.7%という数字もあります。なにかおかしいような気がしますが、入院患者の約半数は、1週間以内に退院をするということです。

もしも、入院日額5,000円の医療保険に入っていた場合、入院日数が7日間の場合、3万5,000円を受け取ることができます。

もしも手術をしたら、手術給付金が出るので、受け取る金額は手術代分が増えるはずです。

しかしですよ、入院をしたからといって、必ず手術をするとは限りませんよね。

実は入院はしたものの、手術を全くしないというしないケースが実は約7割に達します。

ということは・・・。

入院患者の多くは1週間以内に退院をさせられて3万5,000円の給付金を受け取るケースがほとんどということなのです。

これに対して、私たちが支払っている保険料はと言うと、40歳の男性で通販型の医療保険の場合、月額保険料が仮に2,000円だとすると、1年半の保険料は3万6,000円になりますよね。

そうすると1週間ぐらいの入院では、1年半の保険料と同額ということなんですよ。

2週間に満たない入院がほとんどという事実!

別のデータを見てみましょうか。

入院の平均日数は65歳以上で45日ですが、これに対して30~40歳の平均の入院日数は14.3日です。

なので2週間に満たないケースがほとんどと考えられますよね。

何がいいたいかというと、若い人は入院日数が短期間で、高齢者は入院日数が長くなります。

当然、医療保険の保険料も年齢とともに上がりますよね。

ちなみに60歳男性の月額保険料は4,500円ぐらいです。

ということは・・・

保険料を多く払っているのに入院をしても、ほんの少ししか給付金が出ない!

とうことになります

なので若い人達からは不服が出やすいわけなのです。

なので、実は、こうした不満解消を狙ったユニークな医療保険も発売され始めました。

入院1回に付き、入院をすると日数にかかわらず、一定の給付金(20万円)が支払われるという医療保険です。

短期入院の場合は絶対的にお得です。

とはいえ、20万円くらいでしたら、わざわざ保険で備えるよりも、いざという時に使える予備費として20万円ぐらいの貯蓄があったほうがいいのでは?

実は入院・治療の費用というのは実は、大きなリスクではありません。

入院の平均的な費用は1日1万円くらいなので、大半の人が1週間の入院ということを考えれば、保険でまかなおうと保険料を毎月支払うよりも、自己管理さえしっかりできれば、そのお金を貯蓄に回したほうがいいわけですよね。

貯金したお金なら、保険よりもずっと使い勝手がいいわけですから。